クラウドワークスは闇?プロクラウドワーカーが評判の悪さを検証してみた
はい、オオシマケンです。
やっと木曜日ですが、このブログを読んでくれている方たちは、なんとなく暦と関係のない働き方をしている方が多そうですね。
本記事はクラウドワークスはなぜ評判が悪いのか。
いわゆる、サービスの闇の部分についてカンケツに説明をしていきます。
昨日作っていた記事は保存できていなかったので、いまかなり急いで書いていきます。
なぶり書きスタートです。
■クラウドワークスとは?
クラウドワークスは、国内最大のクラウドソーシングサイトと言って問題ないでしょう。
2018年11月現在、ユーザー数が230万人以上というのは正直どうでも良いですが、
仕事の案件が215万件は正直かなりスゴイ。
在宅ワークを探している方にとっては、やはり魅力的なサービスでしょう。
クラウドワークスを利用して、1円も稼げないという方は1人もいないはずです。
登録方法もかなりカンタンで2分程度で仕事ができる状態になります。
まだ利用したコトがないけれど、クラウドワークスが気になっていたという方はとりあえず登録してはいかがでしょうか。
→僕には1円も入らないので、どちらでも良い
ちなみに、“クラウドソーシングサイトってなに?”って質問には、
「記事を書いてほしい人」と「記事を書きたい人」をつなぐ場を設けたサービスだと思って大丈夫です。
クラウドワークスの他に、
の2つが、大手クラウドソーシングサイトといえます。
▲クラウドワークスの仕事の種類は?
クラウドワークスでライターの案件を探す場合、働き方は2つに分かれています。
タスク案件:単発、連絡とりあうコトなく仕事できる
経験不問(プロジェクト案件) :継続案件おおい、連絡もとりあう
タスク案件は基本的にクライアント側がライターを選ぶコトはできません。
そのため、金魚にエサをあげる時のように、早い者勝ちで「作業を開始する」を先に押した方が作業に入れるという形式です。
一方で経験不問は、クライアントが案件の概要を記載し、ライター側は募集要項を記載して応募します。
過去の実績や納期期限をみてクライアントがライターを選ぶため、
- 文字単価が高め(笑い)
- 継続して仕事が受注できる
というメリットが経験不問にはあります。
つまり、クラウドワークスは初心者の方でもカンタンに仕事が始められるというコトですね。
■ クラウドワークスの評判が悪い原因は?
さて、ここからが本題です。
クラウドワークスの悪いところは、大きく分けたら2つ…なのかなぁ。
僕自身1年間利用していて、色々とクラウドワークスに言いたいコトはあります。
たとえば詐欺行為目的のクライアントの取締がゆるすぎるという点などですね。
クラウドワークスはAIによって対策をとっているみたいですが、現在も一定数はびこっている状況だといえます。
メルマガやLINEに登録させる旨の案内、ねずみ講への誘導など、「詐欺まがいな仕事の募集」が目につくのです。
“そんなん騙されるほうが馬鹿だろ…”と思われた方、正直僕もそう思います。
普通に利用していれば、ほとんど騙されるコトはありませんからね。
ですが、言いたいのはそこじゃない。
仕事の案件を探す時に、目に入って邪魔なんです。
だから、くだらない稼ぎ方をもくろんでいる詐欺クライアントをどうにか一斉排除していただければと思っています。
というのが、僕個人の意見。
下記では、利用者の多くが唱えている不満をご紹介していきます。
それは、
- 文字単価が安すぎる
- 手数料が高い
の2つです。
▲クラウドワークスの闇その1:文字単価が低すぎる問題
クラウドワークスの案件を見てみましょうか。
タスクを見てみると大抵0.1~0.5円程度です。
正直、ライターとして一定の収入・賃金を得るなら文字単価1円~は必要でしょう。
0.3円で3,000文字書いても900円しかもらえません。
初見のジャンルでは大体2時間程度はかかるため、時給換算すると450円です。
さすがにモチベーションどころの話ではありません。
とはいえ、実は僕、半年間ほどタスクのみで生活していました。
~当時の大体の一日の流れ~
①:0.5円の案件を見つけたらすぐに作業開始ボタンをクリック
②:タイマーを59分に設定
③:複数のタスクを同時に確保しながら、1日の仕事をおこなっていく
タスク案件は作業開始の時間から60分が過ぎると、残念なコトにリセットされてしまいます。
だから僕はワードに記事を執筆→貼り付けて納品というカタチをとっていました。
で・す・が
そしたら時間が60分を過ぎたのに気づくことができず、他のライターさんが作業を開始しているなんてコトもあるわけですよ。
たとえ何時間働いていたとしても、稼ぎは0円になってしまいます。
しんどくないですか?
いまブログを書きながら、恐ろしい生活をしていたと強く感じています。笑
結局、月収は80,000円程度でしたね。
しかも、タスク案件は土日は少なく、平日も取れる日と取れない日があります。
明日はいくら稼げるのか…精神的にクソも良くありません。
クライアントと関わらないで済むので、僕みたいな臆病者にはぴったりでしたが、
絶対にタスク案件で生活の基盤は作れません。
これは、半年間全力でタスクで生きてみた男が出した結論です。
信頼度は悲しくも高いでしょう。
お小遣い稼ぎならまだしも、ある程度の収入が欲しい方は経験不問(プロジェクト案件)に募集しましょう。
タスクとは違い0.5円~15円程度までの高額な案件もあります。
正直、文字単価2円でも0.5円のタスクと比べると1文字で4倍の収益ですからね。
ここまでくればライターとしてだけでの生活も正直できるようになると思います。
しかし、ここで問題視されるのが「クライアントとのトラブル」です。
▲クラウドワークスはトラブル対応をしてくれないの?
僕自身の意見としてですが、クラウドワークスはちゃんとトラブルに対応してくれています。
ツール上でのやり取りはチェックできるため、何かあれば相談→対応してもらえるのです。
とはいえ、出来ないことももちろんあります。
クライアントとのトラブルの中身は多種多様です。
ほとんどが稀有なケースであるコトは間違いありません。
最初は〇〇だけで良いって言ってたのに、追加で仕事を要求されました!
という場合は、まだ対応してくれそうですが、チャットワークなど外部でやり取りしている時に問題が起きた場合は対応しようがないのです。
システム上でも防ぎようがありませんしね。
そのため、個人間でどうにかしなければいけない問題が起きるコトもあるのです。
そうなると自然とクラウドワークスへの悪評へと繋がってしまいやすい…
- スタッフの対応が悪すぎる!
- 何もしてくれない!
etc
クライアントとのトラブルの解決は、ライターとしての1つの仕事だと割り切るべきではないでしょうか。
▲クラウドワークスの闇その2:手数料が高い
クラウドワークスは報酬から一定額の手数料が控除されます。
システム利用料ともいえますね。
控除額は
- 「10万円以下」→契約金額の20%
- 「10万円以上20万円以下」→契約金額の10%
- 「20万円以上」→契約金額の5%
3,000円なら2,400円が実質の報酬額というコトです。
ただでさえ低いのに…もっと安くなっちゃったよ。
となると、やはりクラウドワークスは「稼げない」と思ってしまうのです。
悪評が溜まっていく理由も、手数料が高いという点にあるかもしれません。
しかし、この手数料はクラウドソーシングなら大体同じです。
ランサーズに関しては全く同じですからね。
その点を考えれば、クラウドワークスが悪いというよりは、クラウドソーシング全体への不満というコトになるでしょう。
ちなみにボク個人の意見は、
手数料支払わないとクラウドソーシングの場自体がなくなってしまうのだから諦めよう
です。正直、手数料には文句言っても仕方がないという感じ。
■クラウドワークスの闇は深いのか?
本記事の主題であるクラウドワークスの闇についてですが、僕自身の意見として
利用者全体が当サービスが闇にしていると思っています
いままで文字単価1円で仕事をしてもらってたけど、0.5円でしてくれる人があらわれた
そうなると、やはり0.5円のライターに依頼してしまう方も多いのです。
安い案件を引き受ける新人ライターが蔓延し、それに甘んじたクライアントは安い単価で発注するようになってしまった。
それが今のクラウドワークスの醜いカタチです。
評判が悪いのは、搾取するコトしか考えないクライアントとその日暮らしのアリエッティのような稼ぎで良いと思っているライターが産み出した結果だと思っています。。
要するに、僕もクラウドワークスの評判を悪くした小さな原因の1つです。
しかし、優良な記事を書くのにはある程度の知識と経験が必要。
表現は気に食わないですが、いわゆるプロのライターは高い質を求めるクライアントの要望に答えられる人だと思っています。
高い次元のやり取りをしているライターとクライアントがいるのもまた事実です。
とりあえずライターとして稼ぎたいならクラウドワークスがオススメ!なんてコトは言えませんが、
ステップアップをしていく1歩目としては、決して悪くない選択肢だと思っています。
高単価の仕事を取るまでにした方法は、また後日ご紹介します。
それではまた。